令和8年度臨時総代会を開催しました
令和8年度臨時総代会を令和8年6月5日(金)午後6時より、鹿角市山村開発センター視聴覚ホールにおいて開催されました。瀬ノ沢地区総代の兎澤秀幸氏が議長に選任され、慎重審議の結果、提案された全5議案全て原案どおり可決されました。
当日は、鹿角市長 笹本真司 様(代理 産業部長 渡辺裕之 様)、秋田県鹿角地域振興局農林部長 松橋文仁 様、より来賓として総代会にご臨席いただき、祝辞を頂戴しました。
<出席者数>総代50名中、実出席29名、書面議決書14名、合計43名
【理事長あいさつ】(抜粋) 理事長 田口 裕
田植えもひと段落してだいぶ落ち着いた中総代会に出席頂きありがとうございます。今年は田植えの時期に好天が続き作業が進んだことが何よりだったと思います。
昨年は7月の干ばつで雨が降らず、8月に雨が非常に多く、隣の大館北秋田市等では三年続けて多大な被害が出ています。気象状況が難しい中で事業を進めさせていただきました。おかげさまで土地改良区の色々な事業を進めることが出来ましたことを改めてお礼申し上げます。
土地改良事業については、ほ場整備の推進ということで昨年より毛馬内北部のほ場整備事業が着工しています。それ以外の地区についても採択に向けて手続きを進めさせて頂いている事、水利整備事業については、八幡平の一の渡頭首工は工事が令和7年度で終了しました。十和田南地区の工事と末広堰の水路改修が現在進行中で、色んな面で協力頂いている事をお礼申し上げます。
今日の総代会で報告させていただきますが、近年、土地改良区の面積及び、組合員数が増えています。前から報告している通り、土地改良区に入っていないところは施設が壊れても補助事業を受けられないという状況がありますので、老朽化して対応する所についての加入が出てきています。この後もそのような空白の地域がないように引き続き取り組んでいきたいと思います。
鹿角市の農業センサスが発表され、鹿角の農家の戸数が減っており、後継者不足と高齢化が大きな課題になっています。農業センサスでは基幹的農業経営者数が1416人、その内65歳以上が1029人ということで72%強が65歳以上となっています。非常に高齢化しており、秋田県の中でも深刻な後継者不足と高齢化が指摘されている現状で、70年代後半の団塊の世代、我々がその対象になりますがその世代が主力として地域の農業を支えている状況です。その世代がリタイアする5年ほどが大きな分かれ道だと言われています。
農地を守っていくのは食料を生産するということだけでなく、地域のコミュニティの維持や環境の保全、鹿角市の経済を左右する大きな問題だと思っています。土地改良区がまだ全域をカバー出来ていませんので、その辺りも含めて取り組みをしなければいけないのかなと思います。地域をどうするのか農地を誰が経営していくのか非常に大きな課題だと思っています。
今日は、鹿角市長、鹿角地域振興局農林部長に出席頂いていますが、土地改良区のエリアにかかわらず、関係機関と連携を取りながら、この地域をどうするかを考えていかないとトラブルがあった際に営農継続が難しくなってきます。そういう意味で地域をどうしていくかということに取り組んでいければなと思います。今日の総代会は令和7年度の決算が主力になります。よろしくご協議いただきますようお願い致します。
【鹿角市長あいさつ】※代理 産業部長 渡辺裕之 様
ご紹介頂きました産業部長の渡辺です。本日はかづの土地改良区令和8年度臨時総代会がこのように盛大に開催されましたことを心からお喜び申し上げます。先ほどご紹介ありましたが、本日市長が公務で出席がかなわないとういう事で私の方からご挨拶読ませて頂きたいと思います。
皆様におかれましては日頃から市政推進に対しましてご理解ご協力を頂いておりますことを深く感謝申し上げます。また土地改良施設の適切な管理運営や基盤整備を通じまして地域の農業生産と共同利益の増進に多大なご尽力を頂いておりますことに改めて深く敬意を表する次第であります。
先程理事長からの説明もありましたが、昨今の農業を取り巻く情勢を追いますと農業の担い手の減少、高齢化、肥料燃料価格の高騰、激甚化する自然災害の頻発など厳しい状況が続いております。しかしながら、国民の食料の安全保障を支える農業の重要性はかつてない程高まっている他、令和9年度の水田政策の見直し等で生産基盤の維持、強化をする土地改良区事業の役割はより一層の重要性を増していると考えております。また土地改良区では既存設備の計画的な維持管理に加えまして次世代を見据えた生産基盤の際限や農地中間管理事業との連携など生産性向上を図るために柔軟かつ効果的な事業推進を諮っておられます。市といたしましても第七次総合計画後期基本計画におきましてほ場整備による農業農村の活性化や農業産出額の増加など目指しますと共に、今年度は新たな農業振興ビジョンを策定することと致しております。
毛馬内北部地区での、県営ほ場整備事業、間瀬川地区における早期採択に向けた取り組みなど県や土地改良区の皆様と連携致しまして事業の着実な推進を諮ることとしております。また花輪大堰や末広頭首工をはじめとする施設整備につきましても密接に連携しながら進めることとしておりまして、今後も農業者が農地を守り未来へと繋いでいくための農業施策に取り組んでまいります。
1日の夜に確認されました米代川の白濁につきまして皆様におかれましてはご心配のことと存じ申し上げます。発生場所はご承知の通り岩手県八幡平市の兄川の上流域
とのことであり、県の水質調査によりまして昨日飲料水農業用水への影響は問題ないとの結果が示されています。市としましては引き続き秋田県と連携しながら林野庁や岩手県に対しまして発生源の特定を求めていきますと共に今後も状況を注視して参りたいと考えています。
結びに本日の総代会を契機としましてかづの土地改良区が今後益々発展されますこと、本日ご参会の皆様の益々のご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして挨拶とさせて頂きます。本日はおめでとうございます。
【鹿角地域振興局農林部長あいさつ】
ご紹介いただきました農林部松橋と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
本日は令和8年度かづの土地改良区臨時総代会が開催されますこと心からお祝い申し上げます。田口理事長をはじめ、総代の皆様には日頃から農業農村整備事業の推進にご尽力頂き、県の政策について格別のご理解ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
現在の春作業真っ只中と思いますが、今年は非常に天候に恵まれ順調に進んだことと思っております。今後は昨年のような渇水、大雨による災害がないこと、そして実り豊かな収穫の秋を迎えられることをご祈念いたします。
さて、県では生産性の高い農業経営を実現するため水田の大区画化、農地中間管理機構による農地集積、園芸メガ団地等の産地づくりを三位一体で進める秋田型ほ場整備を推進しています。今年度工事二年目を迎える毛馬内北部地区では、区画の拡大、用排水路の整備と共にばれいしょ、枝豆などの高収益作物の団地化を計画しており、今年度から完了したほ場においてばれいしょの栽培が行われております。今現在順調に生育をしておりますが、水稲の方も作付けが始まっております。
また、調査計画がはじまる間瀬川地区におきましては営農計画の策定をはじめ、各種事業要件を満たす計画策定に向け重点的に支援を行っている所であります。さらに市街地を流れる花輪大堰の水路整備、十和田南地区の頭首工の全面改修、末広堰地区の水路改修など用水の安定供給と共に、大雨や洪水による自然災害の防止や軽減をはかってまいります。加えて農用地の維持、農業環境の保全に資する多面的支払い交付金、中山間地域等直接支払交付金につきましては、鹿角市様と連携し引き続き支援してまいります。
農業農村整備事業につきましては、食料の安定供給、農村地域の防災減災など、地域農業や農村集落の土台を支える重要な事業であります。国では昨年度に策定した新たな食糧農業農村基本計画に基づく初動五年間において農業構造転換を集中的に推し進めることとしており、県としても稼ぐ農林水産業を目指した秋田農林水産ビジョンにより関連する施策を展開し、ハード、ソフト両面から積極的に支援していく所存であります。土地改良区の皆様におかれましては一層のご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
結びに、かづの土地改良区の益々のご発展とご臨席の皆様のご健勝ご活躍をご祈念もうしあげまして、お祝いの言葉とさせて頂きます。本日は誠におめでとうございます。
【議長】 瀬ノ沢地区総代 兎沢秀幸
【提出議案】
議案第1号 令和7年度事業報告について
議案第2号 令和7年度一般会計収支決算について
会計監査報告
議案第3号 維持管理計画書の変更について
議案第4号 令和8年度末広地区維持管理委員会の費用弁償について
議案第5号 令和8年度一般会計収支補正予算(第1回)について

